【幸福の資本論】幸せを形で表す|自分に必要なものがわかる|書評

書評・自己投資
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幸福とは何か?幸せとは何か?

と聞かれても、心が穏やかで嬉しい時!?お金に不自由しなこと?自分が必要とさせる存在?

言葉で説明するのは難しいです。また人それぞれ幸福の形は異なるでしょう。

そんな幸福をテーマに幸せになるために必要な物を詳しく説明してくれているのがこの本。

是非、一度読んでみてください!自分の毎日の考えや行動が変わりますよ!

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「幸福の資本論」橘玲(たちばなあきら)さん

作家であり社会評論家。経済小説やビジネス書を多数執筆。
作品:「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方」「貧乏はお金持ち」など
1959年生まれ。本名は公開していない。

幸せ・幸福になるための3つの資本とは

①金融資産

要するにお金です。お金があれば、自由が手に入ります。

しかしながら、「宝くじで当たった人が不幸になる」というのを聞いたことはありませんか?

宝くじに当たった方が不幸となる理由としての多くは、まず仕事を辞めて、社会から孤立するから。

そしてお金を持っていることを知られ、知人や親戚がお金の無心にくることが理由となっています。

つまり、仕事や人間関係にも幸福は繋がっているということです。また急にたくさんのお金が手に入っても使い方がわからない人がほとんどです。

なぜかお金を遣わなければならないという固定観念に陥ってしまう。

そして、気がつけば宝くじが当たる前よりもお金が無くなっているということもあるようです。

ただお金がたくさんあっても幸せにはなりません。

くじらこん
くじらこん

お金は公平。
不幸にするのも幸福にするのも自分次第ですね^^

②人的資本

これはいわゆる仕事です。幸福と仕事を別に考えている人は多いのではないでしょうか?

何もせず、ぐうたらとのんびり過ごすことが幸せだと思うのは、仕事が嫌い、もしくは仕事に追われる毎日を送っているのではないでしょうか?

仕事をしないという生活を想像できなくなっているのかもしれません。

何もしないことも人間にとって苦痛となることの方が多いでしょう

ただ多くの人は仕事が嫌なのではないでしょうか?

結局、どんな仕事でも「自分が好き」と思える仕事しか楽しめません。

そんな仕事はあるのか?と疑問に思う人もいるかもしれませんが、そんな時は小さい頃に自分がのめり込み楽しんだ遊びを思い出してみてください。

きっとそれが、自分の好きな仕事を見つけるきっかけになるはずです。

③社会資本

これはすなわち、人間関係です。

全ての人の悩みは人間関係である。」と説いている心理学者もいますが、その逆も言えるということでしょう。

人が幸せと感じる大きな要素として、人からもらえることも多いということ。

しかしながら、出来るだけ多くの人と関わり、接しながら人生を豊かにせよ。というわけではありません。

人間関係もバランスをとる必要があります。

大切なことは人とのつながりの中でも「強いつながり」と「弱いつながり」です。このバランスを大切にすることにより、心の幸福度が増えます。

「強いつながり」とは、近い距離の人です。例えるなら、家族や恋人、パートナーといった人たちです。

「弱いつながり」とは仕事の仲間やたまにしか会わない友達、名刺を交換しただけの知り合いも含みます。

これは幸せを増幅させるだけでなく、しんどい人間関係を阻止することもできます。

私は「人」からもらえる幸福の度合いが一番高いと思っていました。なので、色々な人と仲良くなり「つながれる自分」にならなければならない。と思っていました。

しかし、自分はあまりコミュにケーション能力が高い方ではないので、幸せは遠いなぁ。なんて考えていました。

自分が大切と思える人を大切にすることが、自分の幸福に近づくことを教えてくれました。

幸福の資本論|お金・仕事・人間関係について学ぶ

全てを読み終えて、個人的な感想です。

まず筆者の橘玲さんの印象がすごく真面目で論理的な人なんだろうなぁと感じました。

読み進めると少し言い回しが難しかったり、分かりにくい部分も個人的にはありました。

しかし、読み終えると納得できるところばかりで、自分自身の迷いなどがかなり軽減されました。

嫌いな自分や迷っている自分がいましたが、背中を押してくれた1冊となりました。

お金・仕事・人間関係などに迷いがある方、自信がない方、是非一度読んでみてください!少し景色が変わると思います^^

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