【園長が保育園を選ぶなら】知っておくべき選び方|大事なポイント8選

育児・子育て
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こんにちは!くじらこんです。

保育園を選ぶ時に何を基準にしていますか?
優先順位は人それぞれ違うと思うのですが、知っておいて損のない選び方を解説します。

私は企業主導型保育園の施設長兼保育士をしています。

くじらこん
くじらこん

ちなみに私の息子は保育園の場所を中心に選びました。

保育料とは別の料金を知って後からビックリしました…笑

この記事の要約

・保育園の種類が分かる

・保育園を選ぶポイントが分かる。

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保育園の種類|認可園や認可外保育園

今回は保育園ということで、幼稚園は省いて考えます。

保育園に入園するには、自治体の保育認定が必要です。

保育園の種類

①認定こども園

幼保連携型、幼稚園型、保育園型などに分かれます。
多くの認定こども園は保育園、幼稚園からの移行が多いです。
教育と保育が合体した印象で大丈夫ですが、保育園色、幼稚園色が残っている場合が多いですね。年齢制限などいろいろな形がありますので、詳しくは自治体に聞くのが確実です。

②保育園

0歳~5歳までのお子様を、ご家庭の状況を鑑み保育する場所です。

③小規模保育園

待機児童対策で出来た2015年に認可保育園と位置付けられた保育園です。

・保育士の配置基準が高く、通常の保育士数のプラス1人なので手厚い、家庭的な保育園の印象があります。

・2歳児クラスまでしか在籍はできない。退所後は再度自治体で申請が必要です。他保育園と連携していれば再審査は省ける可能性もあります。もちろん、落選してしまう場合もあります。

・園庭がないところが多い

④認可外保育園

・認可保育園よりも基準が低いため、いろいろな個性のある保育園が多い
インターナショナルスクールやブランド子ども服の保育園など様々です。保育料に関しても、園により異なりますので、事前に調べた方が良いでしょう。

・企業主導型保育園も認可外保育園の位置づけですが、国の認可が必要であるため、基準は認可保育園と同等で保育をしていることが多いです。

⑤その他

他にも事業所内保育や院内保育、認証保育園などあります!
少し特殊なところがありますので、興味のある方はさらに調べてみてください!

保育園を選び方|ポイントは距離・場所・時間は優先的に

①開園時間

これは一番に確認する必要があります。なぜなら、開園・閉園時間は保育園により異なります。通勤時間や残業の有無など、物理的に難しい場合は選べません。延長保育をしているところも多いので確認してくださいね!

②保育園の場所

長ければ5年以上通うことにもなる場所です。雨の日や、雪の日もあります。車の送迎、自転車送迎なら止める場所の確認も必要です。送り迎えの協力者(おじいちゃんやおばあちゃんなど)のことも配慮しておくとよいでしょう。
まずは、自分が無理なく通える場所を選ぶことをおすすめします。

③園内の雰囲気

必ず園見学は1度はした方が良いでしょう。その際、見学希望の電話連絡をし、対応や話し方に、注意してみるのも良いでしょう。

実際に見学に行った際に見るべきポイント4つ

①清潔感はあるか(ゴミやほこり、トイレなど園の掃除に対する意識がわかります)

②職員の挨拶の仕方

③職員同士の会話

④子どもたちに対する言葉のかけ方

挨拶や会話、言葉のかけ方は好みなので、自分が好きだと思えれば大丈夫です。

④毎月、毎週、毎日持っていくもの

例えば
毎月は園庭用靴など(洗う為に月1持ち帰る)

毎週は布団、スモッグ、パジャマなど

毎日は、連絡帳、水筒、オムツ(お尻拭き)、着替え などなど

保育園によって様々です。

私の中のポイントは2つ

〇布団!雨の日は大変です。兄弟で通っていたらほんとに…。お金を払えばリースしてくれる園もあります。

〇オムツ!使用済みは破棄してくれるのか?ストックはどれくらいできるのか?足りなくなった場合は?(1枚〇円とかが多いのかな?)

⑤保育料以外の料金

保育料はご家庭の収入に応じて、算出されるのでそれぞれです。

その他、実費として徴収されるものは、保育園により異なります

入園時に制服代、保険料、教材費などかかる場合があります。

毎月必要な料金は、たとえば

行事費、教材費、私は駐車料も払っています…

基本的に自治体の規定が厳しくあるので、決められたものしか徴収することはできないことになっています。不明なお金は事前にしっかりと確認した方がいいですね!

⑥保育園の方針・理念・考え方

ここの見極めはかなり難しいと思われます。園としての方針・理念があったとしても、力を持った施設長、もしくは保育士が、自分の色に変えてしまっている場合があるからです。

あえて、判断材料にするのであれば2つに分けれます。

1 厳しく知育、保育をして、子どもたちの出来ることを増やす保育園

2 優しく愛情をたっぷり注ぐ保育園

見学の際に少し長めに保育園にいると少し分かるかもしれません。
実際にその保育園に通ったことのある知り合いや友人に聞くのが一番確実ですね。

どちらが正解かはありませんが、お子様の性格などから考えてみると良いかもしれませんね。

☆他にも外部から教育法を取り入れている保育園もあります。

・モンテッソーリ教育

・ヨコミネ式教育法

・シュタイナー教育

・石井式教育法

・レッジョ・エミリア・アプローチ教育

興味のある方は調べてみるといいですよ!

⑦保育園の行事

まず、家族参加型の行事(遠足、参観など)が、年間どれくらいあるか確認しておきましょう。

また、その行事が平日なのか、休みの日なのかが大切です。平日は仕事で難しいという方もおられると思いますので、確認しておくと安心ですね。

⑧保育園の設備

IT化やICT化などよく耳にするようになりましたが、要するに電子化ですね!

連絡帳はアプリで対応
登園確認はタブレット
午睡中は心音センサー
いつでも保育室を見られるカメラ などなど。

どんどん電子化が進んでいますね。これも好みと思われます。

機械は苦手!という方もおられますよね。私は全く電子化されていない園でも、特に何とも思いません。

保育園を選びで重視するポイントは何を優先にするか

上記、8項目あげさせてもらいましたが、①番が優先度が高いわけではありません。

保育方針を重視する方もおられますし、設備を重視する方もおられます。

全てが理想となる園は難しいかもしれません。私は、なんだかんだとありながらも、保育士や施設長としっかりコミュニケーションがとれる園であれば、大丈夫だと思っています。

不安や悩み、たまには他愛ないことまで

そんな関係を当たり前に目指してくれる保育園が理想です

皆様が良い保育園に巡り合い、お子様が笑顔いっぱい登園できることを、心から願っております!

くじらこん

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