【絵本書評】おおきな木|村上春樹|内容・あらすじ・感想・レビュー

育児・子育て
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こんにちは!くじらこんです。

「おおきな木」という絵本はご存じでしょうか?

知っている人も、知らない人も、読むたびに心を動かされる絵本ですので、この機会に是非、読んでみてください!

私の娘にも小学生高学年の時に読ませました。
現在、中学3年生ですが、「この絵本覚えてる?」と尋ねると「当たり前やん!今でも大好きな本やで!」と即答でした^^

くじらこん
くじらこん

大人が絵本を読むの!?何て言わずに是非笑

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絵本|大きな木の作品紹介 村上春樹訳|The Giving Tree|評価

シェル・シルヴァスタイン作
1964年にアメリカ合衆国で出版
1976年に日本で本田錦一郎氏によって翻訳出版→絶版
2010年村上春樹氏により翻訳され、再び話題となる。

60ページない絵本です。

「絵本」ですので、半分以上が、絵です。

どんなにゆっくり読んでも10分くらいでしょう。

考えながら読めば、15分くらい?

読んだ後に、しばらく何かを考えている人も多いのではないでしょうか?笑

くじらこん
くじらこん

900万部売れた世界的なベストセラー本ですよ!

絵本|おおきな木の人気の理由を考える

絵本なので、とてもストーリが単純です。

そして、わかりやすいです。それでいて、深いです。

年齢や性別、その時の感情など、読む環境や状況によって、感じ方は異なるはずです。

だから、何回でも読めるのかもしれません。


そして、子どもでも大人でも、きっとこの絵本を読むと「考える」ということをします。

その中で共通して言えることは「優しい気持ちになれる」ということです。

ポイントとなるのは、登場人物の関係性です。りんごの木と少年のお話です。

不思議なことに、読みながら、この登場人物と自分や他人とを重ね合わせていきます。

それが、親子であったり、友だちだったり、夫婦だったり

人それぞれ想像する人は違うでしょう。

絵本|おおきな木のあらすじ(ネタバレ)

一本のリンゴの木と一人の少年のお話。仲良しの二人が楽しく遊び、成長していきます。

けれども成長するにつれて、相手に求めるものが変化していきます。

相手が求めているものに答え続けた結果、最後に相手に与えたものとは!?

大人が評価・読んでも面白い理由・意味

絵本は目で見て、文章を読んで聞いて、感じる本です。

今はたくさんの絵本が出ていますが、とても上手く作られている?表現が正しいかわかりませんが、とても気持ちの良いものが多いです。

「人の気持ちが動くもの」それは、その時の自分の心の状況にあります。

しんどい時、楽しい時、嬉しい時、悲しい時、、、。

これは大人も子どもも同じ変わらない心の状況です。

大人になってからでも絵本を読むと、今の自分の気持ちと重ね合わせ感じるように読みます。

時には、「子どもの頃はこう感じたなぁ。。」と振り返る、懐かしい気持ちになる時もあります。

共感できるかできないかは、絵本が決めるのではなく、読者の心が決めます。

大人になってからでも開放できな気持ちで絵本を読むことができれば、とても素晴らしい気持ちにさせてくれます^^

絵本|おおきな木を子どもにおすすめする理由

私は何回も読みました。そして、たくさん考えました。

優しい気持ちをもらいました。

私が自分の子どもに、この本を読んでほしい理由は、人間の愛について、考え学んでほしいからです。

おそらく正解はないでしょう。

しかし、人を好きになったり、大切に思ったり。

その方法や考えは、ひとつではないということを知ってもらいたいです。

相手の気持ちを考えられる、優しい人に成長してほしいです。

くじらこん

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