【子供用アドラー心理学】叱るより褒めるより認める育児・子育て方法

育児・子育て
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こんにちは!くじらこんです!

アルフレッド・アドラーは子育てで大切なことは、褒めるよりも認めることであると説いています。

今回は「褒めるより認める」に着目して、アドラー式子育てを読み解いていきましょう。

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アルフレッド・アドラーの格言・名言

叱ると一時的には効果がある。しかし、本質的な解決にはならない。
むしろ相手は活力を奪われ、ますますいうことを聞かなくなるだろう。

叱られたり、褒められたりして育った人は、叱られたり、褒められたりしないと行動しなくなる。
そして評価をしてくれない相手を敵だと思うようになるのだ。

人の育て方に迷ったときは、自分に質問するといい。「この体験を通じて、相手は何を学ぶのだろうか」と。そうすれば、必ず答えが見つかるだろう。

大切なことは共感すること、共感とは、相手の目で見、相手の耳で聞き、相手の心で感じることだ。

「怒る」と「叱る」にも大きな違いがあります。詳しい記事はこちら。

アルフレッドアドラーとはどんな人?嫌われる勇気から

  • フロイト、ユングと並び「心理学の三大巨頭」と称される。
  • 欧米で絶大な支持を誇る心理学者。
  • 6人兄弟の次男で2歳上の兄がいる。
  • 大家族の中で育ったことが自身の成長と独自の理論を、発展させる基盤となったと言われている。
  • 「嫌われる勇気」が200万部ベストセラーとなり、多くの人々がアドラー心理学に触れることになる。

アドラーが伝える「褒める」と「認める」の違いは?

まず、褒めることをしてはいけないという訳ではありません。
褒め方を間違えてしまうと、逆効果になることがあります。

具体例を出すと

「すごーい!」「えらいねー!」と褒めるのではなく

「ありがとう!」「助かった!」「うれしいな!」

ということです。何が違うの?と思われる方もおられると思います。

「褒められる」→ 褒められるために、また行動する。

「認められる」→ 自分の意志で相手を喜ばせようとする。

「褒める」という行為は上から目線のものになります。これは上下関係を覚えていくことになります。

また、褒められる状態が続くと「褒められることが当たり前」となってしまう可能性があります。

そうなると褒められなかった時に不安な気持ちになる。

子どものうちは褒められることの機会が多くありますが、成長するにつれて褒められることは、少なくなるのが自然です。

そうなると「どうしたら大人に褒めてもらえるのかな?」と自主性が薄くなり、大人のご機嫌伺いをしてしまいます。

「認める」という行為は、子どもを子どもとしてみるのではなく、一人の人間として扱うことになります。

上下関係ではなくヨコの繋がり」とです。

あなたがいてくれてよかった」という感じに、子供に捉えてもらいます。

・〇〇ちゃん、ありがとうー!!
・〇〇ちゃん、それ助かるー!!を基本として考えると良いと思います。

ポイントは「自主性」です。誰かのために行動するのではなく、自分のために行動することを覚えていくこと。

褒められるために行動するのではなく、大好きな相手のために行動する。

自分で決めて自分で行動することが大切です。

お子様が大きくなるにつれて、頭で理解していきます。頭で考えると気持ちを押しころしたり、気持ちを隠したりと、感情が見えにくくなります。

こちらが主体となり過ぎず、相手をまず受け入れる気持ちから、こちらの思いを伝え一緒に考えることが大切です。

アドラー式子育ては広く支持されています。よかったらあわせてどうぞ。

アドラー式子育てのまとめ|ゆっくりと

言葉でまとめるのは簡単ですよね。時に子どもに対して、きつく大きな声で怒ってしまうこともあるかもしれません。

そんな時は、一度立ち止まり、客観的に自分を見つめ直しましょう。

「何で自分はこんなに怒っているのだろう?」

「どうしたら落ち着けるかな」

「ちょっと疲れ気味かも!?」

自分自身、振り返ることにより、子どもにもまた冷静に対応できるようになります。

親も完璧じゃありません、子どもも少しずつ大きくなりますが、親も少しずつ成長し親となっていきます。

すべての悩みは人間関係である

とアドラーは説いてます。親も子も誰しもが悩みをもっています。一人で溜め込まず、時には立ち止まりながらゆっくりゆっくり、ゆーっくり互いに成長していきましょう。

くじらこん

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