【ブログ】スマホばかりさわる長女15歳に受験前に伝えたこと

育児・子育て
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娘のiPhoneです

こんにちは!くじらこんです。

私には3人の子どもがいます。今回は長女とのやり取りブログです。いわゆる日記ですので、参考になる情報などは期待されない方が良いかと思われますので、お時間ある方のみこのままおすすみください!

受験を2か月切っているのに携帯電話を触る機会をどうしても減らすことができない長女と話をしました。

長女なので親も全てが初めての経験です。親としてどう伝えればいいのか?悩みながら、言葉を選びながら伝えました。

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長女の現在の状況|15歳中学生

学力は中の中。受験は公立と私立の2校を受験します。どちらも学力的には同じくらいですが、やや私立の方が入りやすい状況です。

本人は公立の高校が第一希望です。

人当たりの良い子なので、内申点が良いようですが通知票の成績と学力が比例していないと懇談の際に担任の先生から伝えられました。

高校へ入るのは大学入試よりも内申点が考慮されやすいという情報もありますので、担任の先生も頑張れば入れると思うと言ってくれています。

しかし、入ってからの方が大変かもしれない。とも言われました。ギリギリの成績で入ると勉強についていくのが大変なようです。

そんな娘ですが、頑張る気持ちは伝わってくるのですが集中できずに苦しんでいるようにも見られます。

気分転換の時間(スマホを触る時間)が多くなっているのが現状です。スマホでしていることは主にLINEですね。

SNS系は初めから禁止をしていますし、YouTubeなどの動画サービスは自分で消したようです。

自分の経験を思い出す|母親が自分にしてくれたこと

もちろん?ですが、私も勉強は得意ではありませんでした。椅子に長時間座っているという習慣すら身につかなかったことをよく覚えています。

そんな私に母がまずしたことは再三の言葉かけです。「勉強しなさい!」何度言われたことか。それでも勉強をしない私は好きな漫画を全て隠されてしまいました。

その時、とても悲しくなったのを覚えています。

しかし、漫画が無くなれば勉強をするのか?やはりしません。なぜなら、何も自分で決めていないからです。

自分自身で勉強しようと思わなかったので、結局集中して勉強はしませんでした。志望の学校には入れましたが、今思えばもっと勉強しておけば良かったと思っています。

ポイントは自己選択、自己決定です。

余談になりますが、自分の子どもの名前には自分に足りないところを表した字を入れがち。なんて話もあります。

なぜなら親は「○○な子になってほしい!」と願いを込めて名前を付けるのですが、自分に足りないと思っているところを子どもに願う傾向があるようです。

「蛙の子は蛙」と言いますが、親の思いを子どもに押し付けすぎてはいけないと常に考えております。

携帯ばかり触る娘に伝えたこと|自分の経験談から

私は自分の子どもたちに、思いを言葉でしっかりと伝えていきたいと考えています。自分の性格上、叱るのもあまり得意ではなくしんどいので。

今回伝えたことは4つです。

・娘が頑張ろうとしていることは知っていること
・大人でも強い誘惑を断ち切ることは難しいこと
・自分で決めることの大切さ
・スマホの怖さ

順番に説明していきます。娘はゆっくりと落ち着いて話を聞いてくれました。

娘が頑張ろうとしていることは知っていること

まず娘の頑張りを評価しました。がんばろうとしていることは、とてもよくわかっている。何とか集中するためにエナジードリンクを飲んだり、音楽を強めにかけたり、時には早く寝て早く起きてみたり、自分なりに工夫をして頑張っていることは知っていると伝えました。

娘もふんふんと聞いておりました。

大人でも強い誘惑を断ち切ることは難しいこと

次に大人(私)でも何かをする時に邪魔な誘惑を断ち切るのは大変であることを伝えました。これは、自分がダメだからとか、子どもだからできないと思ってほしくなかったからです。大人になってもあまり変わりませんよね。状況は同じです。

頑張れる環境を作ったり、誘惑を断ち切るために何かを捨てたりして大人もみんなが工夫しながらがんばっているものだと伝えました。

特に何かが欲しいときは先に何かを捨てる方が良いと強く伝えました。受験勉強をがんばり行きたい学校に行くためにはまず捨てるべきものがあるのでは?と伝えました。

そして、それを実行せずに行動し失敗した時にそれのせいにしないか?言い訳の材料にしないか?と問いかけました。

やるだけやってダメだったら自分でも納得できると思うよ。と話しました。

自分で決めることの大切さ

私が私の母から同じように体験をした話を娘にしました。大好きな漫画を隠されたけれど勉強しなかった。やはり自分で決めなければやる気は出なかったことを伝えました。

私がスマホを取り上げることは簡単であるけれど、それでは意味がないと思っていること。自分で決めることに意味があると伝えました。

また、スマホを取り上げるつもりは全くないということも伝えました。

スマホは無限に時間を潰せるものであること。それは気分転換の際や暇な時間を潰すためのものであり、やるべきことがある時に使うものではないということ。やり過ぎは大事な時間を意味もなく潰していることを伝えました。

使うことが悪いことではなく、やりすぎが無駄であることを伝えました。

以前に娘と話した際に伝えたことがあります。

多くの子どもに言えることですが、漠然とお金持ちになりたいと思っている子どもは多いのではないでしょうか?私の子どももお金もちになりたいと話しています。特に私は否定もしていませんし、肯定もしていません。

ただお金もちになりたいのなら、何かしらの勉強は必要であることは伝えています。何もしないでお金持ちにはなれないです。

お金がほしいならお金になることを考え一直線に進めばいい!伝えています。もちろん、その先に幸せがあるかどうかは知らんよ。と付け加えていますが。

スマホの怖さ

最後にスマホの怖さだけは伝えました。

大人でも騙される時代であること。子どもは社会を知らないがゆえに、弱みを握られたらあっという間に相手のいいなりになってしまうこと。

また写真や動画は一生消えないものであること。1度でも誰かに写真や動画を送ってしまうと、二度と消えず一生付きまとう可能性があることを伝えました。

そして、一番大切なことは子どもはスマホで必ず1度は失敗するものだと。そして、その時に親に相談できるかどうかで危機を回避できるかどうかが決まる。と。

どんな時でも相談さえしてくれたら、絶対に親は助けることを覚えていてほしい。

長女が小学生のころに同級生にいじめられたことがありました。学校へ行き先生と話をしたりと、親子ともども苦しい時間を過ごしました。

そこで娘には絶対に覚えていてほしいことがると伝えていました。それは、

「本当にしんどかったらいつでも転校していい」と。家族みんなで引っ越そう!と。

それを今でもよく覚えているようです。

スマホでの失敗は想定内である。だから何かあったらすぐに教えてほしい。これは強く願いを込めて伝えました。

話し合いを終えて娘のとった行動は|まとめ

話しは20分ほどで終わりました。あまり長く話してもしんどくなるかなと思い簡潔に。

結論としては、自分で決めなさい。です。ただそれだけです。

親はとても応援しているからね。後、数カ月がんばりなさい。と言って終わりました。

すると娘は自分の部屋へいき、自分のスマホを私に渡しました。受験が終わるまでもう触らない。と。笑いながら渡してきましたが、娘にとっては大きな決断だったと思います。

私もまさかスマホごと渡してくるとは思っていなかったので驚きました。せいぜい使用時間が少なくなったりアプリを消したりするくらいかな?と思いましたが、娘の決断はカッコよかったです。

思わず、すごい!と褒めてしまいました。すると少し照れ臭そうにしていましたが、涙ぐんでもいました。そうなると私にも変化が生まれます。もっと全力で応援してあげようと。娘より遅く寝て、娘より早く起きて見守っていく!!と決意しました。

ちゃんと親の話を聞いてくれて、また全力で応えようとしてくれる娘にどこか感謝の気持ちする芽生えました。

やさしい子に育ってくれてありがとう。

逆に私のモチベーションがあがる出来事となった一夜でした。

くじらこん

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