【ブログ】「お酒が嫌い・お酒怖い」と1日1回言うだけの禁酒法

断酒・禁酒
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お酒を呑む人は2種類しかいません。

「上手にお酒と付き合える人」と、
「お酒に呑まれてしまう人」です。

私は後者のお酒に呑まれるタイプでした。そして禁酒を決意!

私は毎日(365日)、お酒を呑んでいました。そんな私の何度も失敗した禁酒奮闘記です^^

現在の状況は全く我慢することなく、禁酒しています。

気がつけば、200日の禁酒に成功しましたので、状況ややり方を記事にしております。

くじらこん
くじらこん

飲酒歴20年。
体質的にお酒は強くも弱くもありません。

しかし毎晩深酒をしていました。

私は決して「お酒」も「お酒を呑む人」も否定していませんので、ご注意ください。
私はお酒にのまれてしまう人間なだけです^^;

この記事の要約

禁酒・断酒を200日達成した方法「デメリット思い込み方法」がわかる。

禁酒・断酒を200日行うと、どう身体や日常が変化したかわかる。

現在も呑みたくなることはなく、我慢もしていない。

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言葉には力がある|悪魔の言葉は「嫌い」

日常生活で「嫌い」という言葉を使ってはよくないと聞いたことはないでしょうか?せめて「苦手」と言いなさいとか。

そうなんです。「嫌い」という言葉にはとても力があり、そのモノの”良いところ探し”も辞めてしまい、さらに嫌い度を自然と高めてしまうのです。

その言葉の力を利用するのです。

「お酒が嫌い」と発言して、自然とお酒の嫌い探しを自分にさせる

私は何度も禁酒を失敗してきました。20年間で一番長く禁酒できたのは1ヶ月。早ければ1日持ちませんでした。

私は禁酒を何度も失敗をしてきて、「我慢をする禁酒」は自分には続かないとわかりました。

いわゆる「鉄の意思」が必要となります。呑みたいという願望を抑え込み、お酒を呑むという毎日のルーティーン(繰り返し)に逆らい、まず気持ち的に安定することは難しいです。

「我慢をしていれば、いつかは慣れるだろう」この「いつか」は分からない先のこと。

希望を託すには、時間がかかり過ぎますし、結果が出ないと心も折れてしまいます。

そして私が考えた断酒・禁酒方法は「お酒が嫌いになる、思い込み方法」です。

お酒は自分にとってデメリットであると、自分を思い込み騙します。いわゆる、自分を洗脳します。

自分はお酒が嫌いである!と思ってなくても口にするのです。すると口にすることで、人間は自然とその嫌いの理由探しをし始めてます。

なぜ、お酒が嫌いなのか…。勝手に探し始めてくれます

鉄の意思では禁酒は難しい!記事はこちら⬇️

本当にお酒が嫌いになるのに1年以上かかったと思います。この1年の間にも禁酒は何回か行いましたが、嫌い度が足りず、3度ほど挫折しました。

失敗しても、今はまだ思い込みが足りなかっただけと思うようにしました。

私が考えていた飲酒のデメリットが下記です。

お酒のデメリット
①二日酔い
私は深酒をすることがほとんどでした。セーブはしていても飲み過ぎることは多く、体調にもよりましたが、1ヶ月に2、3度ほど二日酔いがありました。この二日酔いが大嫌いで、ただ酔いが覚めるのを待つ時間が苦痛でたまりませんでした。

②我慢しなければならない状況がる。
状況によっては、呑めないことってありますよね。避けられない仕事や車の運転がある時など。これは10年前にタバコをやめた時と同じでした。タバコは吸える場所が限られているので日常の中で「我慢する時間」が多く、ストレスでした。飛行機や新幹線では、長時間吸えません。もともと吸わなければ、我慢することもありません。お酒も同じで求めなければ、我慢しなくていいです。無駄な我慢が苦痛でした。

③卑しい自分に直面する。
お酒を我慢することは難しく、お酒を呑むために夜に仕事を入れなかったり、出かけることを避けたりしていました。日中の行動の先には常にお酒があり、ゴールがお酒となっていました。そのゴールのお酒を途中で邪魔されたりすると、イライラしたりと嫌いな自分が出てきました。自分は卑しいと実感すると、なんとも情けない気持ちになります。

④記憶を無くすことの恐ろしさ。
私は呑み過ぎると記憶がなくなることがあります。これは冷静に考えるととても怖いことです。時折、芸能人おニュースなどでお酒の飲み過ぎで犯罪を犯してしまったなど耳にしますが、記憶がない時の自分が絶対に大丈夫とは言い切れません。記憶がないのですから。
以前、お医者さんにこんなことを言われました。「タバコは自分の身体が壊れていくが、お酒は自分の周り人たちも壊していく」恐ろしいことです。

⑤熟睡できない
お酒が入った睡眠は、寝付きはよくすることが多いですが、深く眠ることができなくなります。お酒が切れた時に、覚醒してしまうこともあります。
また、夜間にトイレに起きなければならないことが増えます。呑む量にもよりますが、私は必ず1度は起きてトイレに行っていました。

⑥お金がかかる。
お酒は趣味代と思っていたので、そこまで金銭的にはこだわっていませんでした。しかし、なくなれば、その分違うところに使えると思えば大きいですね。お酒には税金も多く含まれているため、飲み物としてはコストが高くつきます。しかも利尿作用があり、喉も渇きます。私はコストを下げるためにハイボールを作るなどしていましたが、それでも一日1,000円近くかかっていたと思います。

私はこちらの本も読み、参考にしました。

反発精神を捨て、洗脳されるつもりで読むのがコツです^^

くじらこん
くじらこん

禁煙セラピーでも話題になった著者が書かれた本です。

「お酒は嫌い」と1日一回口にする|禁酒・断酒

本当はお酒の好きなところもあるけど、あえて「お酒が嫌い」と発するのです。

1日1回は声に出して発すると効果的です。特にお酒が飲みたい時に発するといいでしょう。その後にお酒を飲んでも構いません。

お酒を飲みたいと思った時に口にすると、お酒に足してやめたいという意識が高まっていきます。

これを読んでいる人は、お酒の嫌いな部分は実際にあると思います。

呑んでいても、「自分は体質的にお酒は合っていない」「嫌いなのに呑んでいる」「呑まなかったら、もっと色々できるのに」など、呑んでいても決してメリットや良いことを考えませんでしたし、言いませんでした。今となっては実際にそう思っています^^

一番簡単な方法なので、今日から試してみてもいいんです。禁酒は最後の1回、成功すればいいんです。

私自身が考えたお酒のメリット|禁酒・断酒

メリットが頭をよぎっても、否定するかもしくは考えないようにします!

私の思いつくお酒のメリット

①嫌なことを考えにくい・忘れられる
②人と会う理由づけになる
③職場の飲み会など、参加したくない会でも時間が早く過ぎる
④寝つきが良くなる
⑤気が強くなる

ぱっと聞けばメリットに聞こえるかもしれません。しかし、これはデメリットと隣り合わせです。

時間が経つとデメリットに変わってしまう恐れのある、なんともリスクの高いものです。

また、お酒の力を借りなくても解決できるものばかりです。逆にお酒がないとダメなものに頼る方がリスクが多いと考えました。

正直、最初はビールを呑んだ後、「最高!このために1日頑張った!これで明日も頑張れる!」と思ってしまっていました。でも、今では、炭酸水で十分同じ感覚になります。

なぜなら、飲んだ瞬間に酔うことはありません。飲んだ瞬間は味やのど越しを感じています。

酔うのはその後ですよね。その後には気分が悪くなってきたり、二日酔いになったり。と考えるようになりました。洗脳を繰り返した結果です^^

以前はノンアルコールビールを呑んでいましたが、炭酸水で十分であることに気がつき、ご飯も美味しいです^^

洗脳を繰り返していくと、だんだんお酒を呑んでいる自分のことが嫌いになってきます。ここがポイントです!

「また二日酔いだ」「また呑んでしまった」「また人に絡んだ」「また迷惑をかけた」など、お酒に対しても、自分に対しても良いイメージがどんどんなくなっていきます。

私はお酒をやめる直前まで、友人にも「お酒は自分にとって毒でしかない」「自分にはお酒は合わない」と話していました。

このお酒のデメリットをしっかりと言葉にし脳に植え付けることにより、お酒をやめている苦しみよりも、お酒をやめられた喜びの方が勝つようになります。

また再び呑むことが恐怖に変わり、呑みたいなぁと思っても、また「以前の悪魔のルーティーンに飛び込むことになる」と、踏みとどまることができるようになりました。

毎日の酒飲量|ビール・酎ハイ・芋焼酎・ハイボール|禁酒・断酒

私が毎日呑んでいた飲酒量はこちらです。

家呑み(毎日)
①ビール(もしくは発泡酒)500ml×1本
②酎ハイ500ml×1本
③ハイボールもしくは芋焼酎ロックで4杯から5杯

外飲み(月に1度あるかないか)
①生ビール5杯程度
②ハイボール5杯程度
(人に合わせてワインや酎ハイの時もありました)

禁酒中に呑み会にいった記事はこちら⬇️

おそらく人より量は多い方だと思われます。

もともとお酒に限らず、水分をたくさん摂る体質ですので、夜の水分はお酒となっていました。呑んでも喉は乾くいっぽうですが^^;

決してお酒が強い訳ではないので酔っ払います。おそらく酔うことを求めていたのかと思います。

そして体調によりますが、朝起きると、お酒が残っていることが多かったです。

なぜやめたのか?やめたい理由|毎日お酒を呑む生活

やめた理由は簡単です。

①夜の行動範囲が狭い。


お酒を呑むと車での移動ができなくなります。外食するのも、制限があります。もっと家族で色々なところに外食を気軽にしたかったです。

②読書ができない。


読書はもともと好きでしたが、お酒を呑むとなかなか読書は難しいですね。読書よりもお酒が勝ってしまっていたのですね。

③健康診断の結果が良くない。

尿酸値や中性脂肪などお酒を呑むと数値が上がってしまうものがありますよね。私は痛風になってしまいました。薬を呑んでいるので、発作は起きなくなりましがた、お酒が関係している可能性は高いです。

④運動する時間がなかった。


お酒を呑んで運動はできないですよね。ゴルフなどはできるかもしれませんが。健康診断の結果と似ている部分はありますが、やや肥満気味となってしまいました。ジムに通うなどしたかったのですが、毎日お酒を呑んでいるとなかなか時間を作ることも難しく、継続できませんでした。

200日間、お酒をやめると身体や日常にどんな変化があるか?

大きく感じたのは気持ちの部分です。それは「自由」です。

我慢することが減って、やりたいことができるようになった!

ここがなんといっても大きな変化です。

具体的に書くと下記のとおりです。

・二日酔いがなくなって、朝が気持ちよく目覚めるようになった。

・週5日でジムに通うようになった。(運動不足の解消)

・夕方くらいに、早く家に帰ってお酒飲みたいなぁ。と思わなくなった。(ストレス軽減)

・時間を意識し、大切に使うようになった。

・夜、起きなくなった。(トイレに起きることも確実に減った)

・外食する幅が広がった。

・読書を毎日するようになった(子供が寝た後の日課になった)

・お酒代が節約になった。

・毎日の充実感、幸せ度が高まった。

いかにお酒が色々な邪魔をしていたのがわかります。これが「お酒に呑まれる人」の定めかもしれません。

実は体重は増えてしまいました。その記事はこちら⬇️

自分の遺伝子を調べて、体質を知ってみてはいかがでしょうか!?

5,278円(税抜き)で自分にあったお酒の付き合い方がわかります^^👇

『飲める・飲めない』だけの検査ではありません!

禁酒・断酒は継続して行うのか|まとめ

注意ですが、私はお酒が合わないだけで、他の方々がお酒を呑むのを全く否定していません。実際、私の妻は毎晩、横で呑んでいます。でも、「お酒に呑まれてしまう人」は、自由を手に入れるために、または大きな失敗をする前に、禁酒を考えてもいいかもしれません。

きっと長く禁酒、断酒をしている方々からすると、まだ200日です。まだ完全に辞められたという日数、時間ではないですね。(記事を改正した現在は800日です)

今のところ、全く呑みたいという気持ちになりませんが、また呑むようになるかもしれない。くらいの気持ちで私はいます。

「絶対に呑まない!」これも、どこか私の中では我慢(ストレス)のように感じています。

私はこれからも、呑まないでいることの「自由」を実感することで、呑まない自分を保てるのではないかと考えています。

呑まない方が楽しいし、充実している!これを実感し続けることで、禁酒が継続できる。また、お酒を呑むことでこれを失うと思っています。

お酒に呑まれることなく、適度に楽しまれる方は悩む必要もないでしょう。しかし、今の私はそんな人たちを羨ましいとも思わなくなりました。

私の今の頭の中は、お酒はデメリットしかないと思っているからです^^

「お酒が嫌い」が上手くいっています^^

くじらこん

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